夏のあくび
作詞 あんにん
日が登る前に
取りたての免許証
ゆるいTシャツはためかせ
バイクに乗るんだ少し寒いな
人気のない街は寝ぼけた顔をして
生温いあくびを風にして
僕の心が落ち着かない
涙が落ちそうよ
ああ またあなたが
目覚ましを止めて寝てるな
そっと寝顔を覗いて
帰るだけでもいいな
顔を出した太陽は
僕に興味がなさそうな
そんな顔をしていたのさ
すごく似合ってる
浴衣姿のあなた
人の波に紛れて消えて
慌てる僕を笑っていたんだ
青く大きな空は僕じゃない誰か
僕じゃない誰かを照らせばいい
夏の暑さのせいかな
なぜか焦ってるよ
ああ またあなたが
僕の背中に掴まり怒ってるな
スピードを上げて
わざと聞こえないフリ
沈む夕日はあっけなく
寂しいと甘える僕を
置き去りにして沈んだのさ
ああ またあなたが
目覚ましを止めて寝てるな
そっと寝顔を覗いて
帰るだけでもいいな
顔を出した太陽は
僕に興味がなさそうな
そんな顔をしていたのさ
沈む夕日はあっけなく
寂しいと甘える僕を
置き去りにして沈んだのさ
また夏に僕らは踊らされているんだ
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