しるし
作詞 ビスケット
明日に向かい紡ぐ音に
耳を傾けてもまだ
ここから動けないでいる
頭ではわかっていても
哀しいかな、
そんなの全然意味がないんだ
苦味を記すシャープペンシル
涙を流すほどでもないのに
もう一度傷ついてでもというには
少し疲れすぎていたみたいで
ただただ差し伸べられる手を待っている
それは誰もが抱えていると
いつしかの彼の人が言っていたけど
私にはそうは見えない
甘んじて受けいれたなら
振り返ってはならないでしょう
だからぶら下がってる
頭ではわかっていることが
贅沢かな、
鬱陶しくてたまらなくなる
指先に込めた力を抜いて
今日もまた空を仰ぐのは、なぜ
誰も悪くないからこそ私は
苦しいのかもしれなくて
解決するにはピースが足りないまま
時間だけが広がっている
果てしなく続いていくのかと思えば
呼吸さえ苦しいよ
どこかに確かに想う人はいて
かつては何かを共有していた
見苦しさも甘味さもすべて交えて
その上での儚さなのでしょうか?
私が欲しがっているものは光か
答えなのかわからない
確かなものを欲しがっていたって
手に入れる術がわからない
そうして少しずつ埋もれていけば
慣れることはあるのかな
それでも私は 私なんだな
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