会えなくなった見れなくなった
そんな日がこれから一生続いていく
でも現実を見るのは嫌だったから

煮え切らない関係をどうにかしたいから
僕は思い切る

電話を取って番号を押す
あと一回　ボタンが押せない
喋るだけだ　自分で自分に言い聞かせてる
指の震えは止まってはくれない

焦って自分の名前も名乗らないで
いきなり用件から入れば君も驚くだろう
僕も緊張してたんだ

告白の言葉を言う一瞬手前
僕は少し躊躇った

頭の中をグルグル回る
小さな心配事が火花を散らす
前からずっと好きでしたって言えただろう
案外さっぱり言えたものでした

待って欲しい　その一言は
色々妄想膨らむじゃないかやめて
もう君で断ち切るんだ

覚悟決めてたのに
心揺さ振るのうまいね

心の中を駆け巡る
君と共に生きてきた日々
別に最高の返事なんかは期待しない
言えた事に意味があった

僕はそう思う