*青春が過ぎ去る頃に*
作詞 白波
世界の全てに愛されようとした僕は 結局
君ただ一人にさえも 愛されることはなかった
あの頃の僕はきっと 若さの輝きで誤魔化してたんだね
後悔をするだけですべて 忘れられるならどれだけいいだろう
楽しかったことや 嬉しかったことは
いつしか自然と忘れていってしまうのに
悲しかったことや 辛かったことは
いつまでも記憶に残るのはなんでだろうなぁ
君が僕を受け入れなかったのは たぶん
僕が告白した日が 大雨だったからだ
雨の音で 僕の「好き」が君には聞こえなかったんだろう
世界の全てに愛されたかった僕は 結局
君ただ一人にさえも 愛してもらえることはなかった
あの頃の僕はきっと 世界の全てを見てる気がしてたんだね
涙することだけですべて 洗い流せてしまえるならどれだけいいだろう
君の笑った声や 君の嬉しそうな表情(かお)は
いつの間にか思い出せなくなってしまうのに
君の流れる涙や 君の悲しそうな表情は
いつの時でも思い出せてしまうのはなんでだろうなぁ
僕が君に愛されなかったのは たぶん
僕が告白するのが 遅かったからだ
桜は散ってて夏はまだで そんなときだから「好き」は上手く伝わらなかったんだろう
世界の全てを愛そうとした僕は 結局
君ただ一人さえも 愛することはできなかった
あの頃の僕はきっと 君の大切ささえ知らなかったんだね
過去を振り返らずに歩いていけるならどれだけいいだろう
ああ、なんで世界は 僕の「好き」さえ掻き消してしまうんだろう
ああ、なんで僕は 君に素直に「好き」さえ伝えられなかったんだろう
ああ、ああ なんで。。。
世界の全てに愛されようとした僕は 結局
君ただ一人にさえも愛されることはなかった
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