愛狂
作詞 紫月蝶
あなたを視界の片隅にでも捉えてしまった時から囚われのはじまりで
見つめてしまえば逃れられなくなって
逸らすにはあまりに眩すぎて
気づけば捉えられていたのはあなたか私か
触れてしまったときには心地よくて
離れるには糸を引く
壊してしまえばいっそ手に入るのかしら
愛してしまえば壊してしまいそうで
壊してしまえばそれは快楽
貴方が手に入るのなら手段なんでどうでも良くて、貴方が隣にいる明日を信じて疑わなかった
壊すことが癖になって、治すことに楽しさを覚えて、気づけば沼にハマっていた
壊すほど楽しくなって
治すほどに愛情がまして
気づけば捉えられていたのはあなたか私か
思い出ばかりが綺麗に残って、頭の中のページをめくる
あの日の手の温もりばかり求めて、壊したのは自分で
もう元には戻るにはあまりに遠くて、進むも戻るも地獄で
触れてしまえば肌に馴染んで
離れるには糸を引く
あなたは私のモノになってくれるのかしら
愛してしまえば壊してしまいそうで
壊してしまえばそれは快楽
貴方が手に入るのなら手段なんでどうでも良くて、貴方が隣にいる明日を信じて疑わなかった
私はきっと愚か者
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