砂漠と見た夢
作詞 左下のコスモ
あなたとの夢だけ食べてたい
わたしはバクになりたい
現実から目をそらすの
そのあなたの目に映して
暗い砂漠を照らす月が
わたしから離れない
迷子になりたいのに
そっと影をおとして
メランコリーに足すくわれて
もう足跡を残せない
砂嵐にきえてゆけ
ゆけ、ゆけ、ゆけ
両手にすくいとったオアシスと
映る月を飲み込んだ
この物語を覚えていて
アリババの夢とともに
思い出の中だけで生きてたい
私は蠍になりたい
深い砂に潜るのその奥に
私を刻み込んで
ラクダの長いまつ毛が
阻んで入れてくれない
残して欲しいのに
そっとあっちの方向いて
メランコリーに足すくわれて
もう足跡を残せない
砂嵐にきえてゆけ
ゆけ、ゆけ、ゆけ
両手にすくいとったオアシスと
映る月を飲み込んだ
この物語を覚えていて
アリババの夢とともに
千夜一夜も
つわものどもも
一粒つぶの砂に帰る
この夢の続きを見させて
終わりは隠したままで
|