ガベルの制裁
作詞 世里なずな
1
顔無しの群衆が あれはこうだと指差した
罪崩しの弁明はもはや無力だ
無責任な証言と 表裏を覆す証拠の提示
ゼロはイチになりゃしないのに
イチは容易くゼロに変わる
僕の笑顔も今は酷く 歪んで見えるだろう
神様僕は罪ですか
正義は誰が決めるのですか
悪役は正解にはなれませんか
殺人の正当性で僕に
正義を振るうガベルは 鉄槌を下す
正義の名の下に
2
人は軽口で善を説いて
人は軽口で悪を説いた
微塵も本当の正義など エゴ塗れの戯言さ
人は軽口で命を説き
人は軽口で命を絶つ
嘘は真実になれるけど 真実は嘘に化けれない
ゼロはイチになりゃしないのに
イチは容易くゼロに変わる
読み聞かされた法螺話も 歪んで見えるだろう
神様人類は罪ですか
正解は誰が決めるのですか
罪人は間違いだらけですか
まるで綱渡りの様な
偽善者が住まう箱庭でガベルは
雄叫びをあげる
人は人を傷つけるのに
どうして孤独を嫌うのでしょう
人は愛を知っているのに
どうして殺してしまうのでしょう
神様僕は罪ですか
正義は誰が決めるのですか
悪役は正解(せいぎ)にはなれませんか
まるで綱渡りの様な
偽善者が住まう箱庭でガベルは
雄叫びをあげる
そして悪は放たれる
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