WALK AWAY
作詞 KAZULINO
雨がやがて 街を濡らして
ラストシーンを 流してゆく
壁にもたれた僕と 傘を忘れた君と
人もまばらな 午後のアヴェニュー
シグナルが 青に替わって
何も言えなかった僕と 歩き始める君と
WALK AWAY
君の背中を見つめるだけで
肩の滴払うことも忘れてしまう
指先の煙草だけが 燃え残って
秋の色が ウィンドウ染める
幾つもの季節 二人過ごして
想い出す夏の日は 色あせてセピアになる
愛の数だけ ジェラシーが増えて
眠れない 夜も増えて
時が心埋めても 傷跡は傷跡
WALK AWAY
道の向こう側の 君の髪が
肩に張り付く雨に濡れてしなやかに
シグナルが赤に替わる 僕を残し
WALK AWAY
やがて車が君を遮って
細い体が振り向いたような気がする
WALK AWAY
もっともっと遠く歩いて行け
WALK AWAY
二度と手の届かない処まで
WALK AWAY
もっともっと遠く歩いて行け
WALK AWAY
もっともっと遠く歩いて行け
|