吃驚箱
作詞 悲喜仔
パターン化って、嫌なんだ。
似たり寄ったりが、嫌なんだ。
「ああ、君ってそーゆー系(タイプ)ね」
そう言われるのも嫌なんだ。
自分が作った世界観、
いくらでもぶっ壊したい。
何が飛び出すか、わからない。
そういうのも、よくないかい?
そんな人に、なりたい。
そんな生き方をしたい。
でもそんなこと言う自分も
そこまで芸達者ってわけじゃない。
数を重ねりゃおのずとね、
似たり寄ったりも出来ちゃうよ。
だけどナゾは残していたい。
解り切ったらつまらんだろう?
「こいつの頭ん中、まだ何か入ってる」
そう思われたいんだ。
他人と比べたりしない、
それが出来りゃいっちゃんいいけど。
何が飛び出すか、わからない。
そんな人生も素敵だろう?
いつまでも慣れないから疲れるけど、
飽きもこないからいいだろう。
ポップコーンを作る勢いで
もっと飛び出させたいんだ。
「お前、結局どーゆー奴なの?」
さぁね、君の想像に任せるよ。
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