これはきっと夢だろう
悪い夢を見てるに違いない
さっきまで2人であんなに笑い合っていたんだから

ほら、君の大好きなミルクティー買ってきたから 一緒に飲もうよ
冷めてしまう前にさ

※そっと君の名前を呼んでみるけど
乾いた声が静かに消えていく
何度も何度も呼んでみるけど
僕の声は聞こえてないみたい※

多分疲れているんだろう
もう少しだけ寝かせてあげようか


2度と目が覚めないなんて
悪い冗談を聞かされてるに違いない
治ったら2人で思い出の場所に行こうって約束してたんだから

ほら、君の大好きなあの景色今から見に行こう だから目を開けてよ
僕は信じたくない


そっと君の掌を握ってみるけど
温かい手が冷たくなっていく
何度も何度も握ってみるけど
僕の存在に気付かないみたい

深く眠ってるだけだよね？
もう少しだけ寝かせてあげようか


どれくらいの時間が経っただろう
それそろ冗談だと笑って目を覚ましてくれないかな
今ならまだ許すからさ


※繰り返し

そっと「愛してる」と呟いてみるけど
その言葉に反応すらしてくれない
何度も何度も呟いても
僕の声は届かないみたい


そっと君の名前を呼んでみた
返ってこない理由(わけ)に涙しながら
何度も何度も呼んでみた

もう君はここに居ないんだね