Liar
作詞 花梨とう
電話越しの声に安心したり
誰かの言葉に支えられたり
そんな当たり前のことが遠く感じる
空っぽの風が吹いたって寂しくないんだ
だって ほら
涙は流れないのに手が震えてる
認識してしまうから
醜く 汚れていて
あたしは何色に染まればいいんですか
ばいばいって言えたら
苦しむこともないのかな
小さな希望が引っ張るから動けない
今を壊して何が残るのかって
そんな保証もないこと
言わないで
ガラスの向こうにいるきみが妬ましくて
遠くの声に耳を僅かに傾けて
綺麗なものばかり求めてしまうから
理由のない絶望が押し寄せたって怖くないんだ
だって ずっと
大切なものが増えないまま
羨んでしまうから
眩しく 届かなくて
あたしは進めていますか
どこかの世界に行って
戻ってこなければいいのに
懐かしい過去が重すぎて振り切れない
心をなくしてしまえば楽だって
嘘でも夢でもいいから
言い聞かせてよ
何か変われる機会さえあればね
きっと大きく生きれる
暗闇に埋もれた現実は
あたしを嗤うように追い越して
ほらまた
光が消えちゃう
融けるような時間を
砕いてしまえばいいのかな
美しいと思えば
幸せだと言い聞かせれば
笑って生きれるのかな
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