わたしのはね
作詞 赤西愛
わかってたんだ
最初から
どんなに手を伸ばしても
届かないってこと
けれど
背伸びすれば少し届くところにいてくれた
だから
この手を掴んでくれるのを待っていた
ただただ待つだけで
何もしないでいた
そしたら
同じところまで降りてきて
側にきてくれた
その優しさに甘えて
安心しきっていた
だけど突然
すごく高いところまでいってしまった
独りになって
淋しくて
暗闇が怖くて
泣いてしまった
あなたのはねは
力強いけれど崩れやすく
わたしのはねは
弱いけれど崩れにくい
だから
背伸びするのをやめて
わたしのはねで飛ぶ
練習をすることにした
ただ待っているだけじゃ
何も掴めないから
自分自身で掴むの
あなたの手を
わたしの未来を
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