ホントの私
作詞 奏
そうか、私はやっと気づいた
あの眩しい朝焼けも
目に映る全ての悲しみも
すべてホンモノだったんだ
すべてありのままの姿
輝くものは怖いから
私はガラクタのままでいい
鏡にうつった空ろな私
何かと比べたくなんかない
誰か そっと 囁いて
そのままでいいんだよ、と
いつ、私は素直になれる?
乾いたこの笑顔も
零れることを知らない涙も
すべてワタシなんだって
すべて今の私の姿
輝くものが怖いのは
その「美し」に 憧れたから
鏡にうつった醜い私
何かと比べてほしくは無い
誰か そっと 微笑んで
あなたは美しい、と
受け入れられない こんな私を
受け入れたいのに こんな私でも
泥だらけで 裸足のままの
私をだれか 認めてください
鏡にうつったホントの私
なにとも似つかないその顔を
誰か きっと 覚えてて
やっとまた出会えた、と
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