淡キ儚キ遠キ夢
作詞 銀聲
夢の雫伝い 辿り着いた
導くように 金色(こんじき)の道開く
遥か遠き想い 忍ばせたまま…
淡い夢 時を渡る旅人
悲哀滲ませ 黄昏の日へ
遥か遠き唄 胸に抱いたまま…
眠れや眠れ 遠き夢に
夜は子守唄 安らぎ満ちる
どうかどうか 深き元へお行きなさい
振り向くことなく
淡き夜露注ぎ 目覚めを始めた
悲しむように 銀(しろがね)の雪降りゆく
遥か儚き面影 蜃気楼と溶けて…
白き未来(あす) 過去を辿る彼(か)の人
希望抱えて 薄紅の地へ
遥か遠き想い 明かせないまま…
眠れや唄え 儚き郷に
朝は覚醒の声 明るき導く
どうかどうか 光の元へお行きなさい
立ち止まることなく
夜霧は泡沫
月が満ちる前に…
陽が昇る前に…
どうかどうか もう一度お逢いしたい
ただ一目だけでも
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