まるで目隠しをして 歩いているかのよう 先の見えない競争から 逃亡 本能より本性 垣間見えたときがくすぐったいわ まるで湯船につかって 10を数えているかのよう 答の解らない問題から 脱落 本日より先日 日常の記録がまるで追いつかないわ 今が現在だけ、なんて わかりっこないのに 人類全員で同じ後悔を繰り返す 見えるのは過去だけ 他にはなにもない 錆びれた鳥籠 感情を凝縮 手と手は冷たく また明日がくる 止まない 病まない 日はない あたしに 非はない あたしは 否定しない