見つかるワケないのに　　それでも探し続けてる
“どうしてそんなに必死になるの？”　　　僕にも分からない


大事なモノを路の端に忘れて　　置き去りにしたまま
どこかに行ってしまった　　　　あの君は
抱きしめられたらいいのに　　　触れることも出来ないくらい遠くて　
見つめることだけしか出来なかった自分を悔み続けて

今逢えたなら愛しい君を　　壊れるくらいに強く抱きしめて
笑って言えたらいいのに　　“ありがとう”って・・・

枯れた涙に滲んだ黒い血は　　　堕ちた空のよう
無くした夢なのに　　　　　　　追い続けて
呼び止められたらいいのに　　　掠れた声は君に届かなくて
失った過去に振り返ることしか出来ない自分に怖くて
　
今分かるから君への想いを　　空に響くくらい伝えたい
君に言えたらいいのに　　　“大好きだよ”って・・・

今だけは眠らせて　　次逢う時には笑えるように
もう悔やまない俯かない　　　前だけ見つめて＿＿


今伝えるよ君に想いを　　果てしなく遠い君に
“大好きだよ　ありがとう”って　　　微笑みながら・・・