あの時　あの人を好きにならなかったら
こんな辛い思い　しなくてすんだのかな…

ある日　学校で席替えがあった
その時　あまり知らない人が　隣だった
外見は可愛い　でも　中身が黒い
でも　僕はそんな人に　惹かれたんだ

平気で　友達（ダチ）に悪口を言う人
なんにも　ためらいもなく言う人
でもその人が　悪口を言っても
みんな　明るく笑っていられるんだ

だけどその人には　好きな人がいる
でも僕はそんな　簡単には諦められない
なんで　好きになったんだろう
こんなに辛いんだったら　好きになりたくなかった

いつも　笑って話しかけてた
いつも　笑って話しかけてくれた
分からないところがあれば　色々教えてくれたよね
君は　覚えているのかな

だけど　本当の笑みは
いつも　好きな人に向けられていた
僕はそれを見てとても　悲しい気持ちになった
僕は　君のその　笑みを向けられたかった

あの時　席が隣にならなかったら
こんな悲しい思い　しなくてすんだのかな…

ある日の　なんでもない給食の時間に
僕は　君にコクハクしたんだよね
だけどその時　君は　一言いった
「えー　好きな人変えろよなー」

僕の思い人には　好きな人がいる
でも僕はそんな　簡単には諦められない
なんで　好きになったんだろう
こんなに辛いんだったら　好きになりたくなかった

いつも　色々話しかけてた
いつも　色々話しかけてくれた
相談したいことがあれば　色々話してくれたよね
君は　覚えているのかな

だけど　相談の中身は
いつも　好きな人の話だった
僕はそれを聞いてとても　悲しい気持ちになった
僕は　君の話しの　主人公になりたかった

君はその後から　僕に冷たくなった
話しかけても　君は僕を無視した
君はそれからか　相手と仲良くなった
僕はそれから　とても悔やんでいた

あの時　あの人を好きにならなかったら
こんな辛い思い　しなくてすんだのかな…