ふと気がつけば　混ざり合う視線
どちらともなく微笑み、そらす
渇いたのどが　潤いを欲す、

いつしか感じる　熱い視線
また混ざるように　また送る
今度は微笑み返さずに、

知らないうちに距離はなく
視線がぶつかり合っている
それも束の間　今はなにも見えなくて、

唇に感じる温もり
何も見えない不安とは　正反対で
居心地が悪く　また良くもある、

少しすると離れていく温もり
寂しさを感じる体　嬉しさが満ち溢れる心
距離ができたのは　見た目だけ、

また気がつけば　混ざり合う視線
またどちらともなく微笑み、そらす
ただひとつ違うのは　潤ったのど、


満たされ　潤った　心とのど、