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滲み月
作詞 なぐ
暗闇に爪を立てて 泣いてた
彼女は なぜだかわからなかった
温かな幸せが欲しかっただけで
彼女は 涙は望まなかった

大切な人の 笑顔を想っては
まだ頑張れると 呟いた

でもそこにあったのは 悲しみばかりで
月を眺めては赦してと祈った
凍えた彼女の腕(かいな)は
もうなにも掴めなかった

その首に爪を立てて 泣いてた
粉々の鏡は ぼろぼろの彼女を映した
少しの居場所を求めただけなのに
誰も 彼女を認めなかった

大切な人の 笑顔を眺めては
暗闇で苦しさを 押し殺した

でも彼女はずっと 泣いてばかりで
月を眺めては信じてと願った
凍えた彼女の腕は
そうして命を放り出した

凍えた彼女の腕は
滲み月を抱いた

滲み月を抱いた

そして彼女は遥か 遠い深淵へ
抱いた月を慰めながら祈った
凍えた彼女の腕は
滲み月を掻き抱いた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 滲み月
公開日 2007/05/04
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 彼女に、彼女の凍えた腕に、赦されるのは。
理由も経緯もわからないまま理不尽に放り込まれた闇の中。
それでも彼女は大切な人のために生きた亡き彼女のために泣くのは滲み月だけ。誰か、彼女の存在の理由を。
なぐさんの情報













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