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Classic
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作詞 Sin |
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懐かしい匂いと共に
風が吹いて途絶えた
笑顔を切り取った四角
色あせて かすんでいた
言葉は永遠を知らない
確かな在り処がないように
明日になればすぐに分かる
もう分からなくなっていることが
記憶の彼方へ飛んで行った
手紙を取り戻すことはできても
切り離されたその空間へは
もう誰も飛べないから
真実という虚構を受け止めて
明日に向かうしかない
窓辺に差し込む光
変わらないものだと思えない
多分この景色の主観は
季節を廻れば変わってく
十年後をもしも想像するなら
十年前を思い出すのだろう
そしてむなしさがこみあげてきて
未来がぞんざいなものに変わる
過去の物語を紐解けば
未来が分かる そんなこともある
だけど過去を思えば思うほどに
知りたくなってどうしようもない
曖昧な土台の上に立って
明日を望んでいく
誰も知りえなかった事実が
目の前に転がる今になった
思えば 遠くまで来たと
思い返す
記憶の彼方へ飛んで行った
手紙を取り戻すことはできても
切り離されたその空間へは
もう誰も飛べないから
真実が虚構というその意味を
明日につなげてみる
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