ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票
 コメントを書く

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

灯火
作詞 brother sisters
きっとそれは夏の憧れ
幼いまじないを胸で唱え
目を閉じながら風を編んだ
凛としている 夢

蒼く燃える燐光のあと
あなたの輪郭は陽炎のなか
ひとひらの風が連れてきた
静寂という名の 寂しがり屋

手の鳴るほうへ 声のするほうへ
彷徨って見失っていたみたい

遠いようで近いようなあなたの影を
わたしはいまもなぞっている
もう行かなくちゃいけないのに
まだここに恋火を抱いて待っている

報われないのに愛しくて
そんな抜け殻になったこの身を
つぎにまた逢える証と願って
心のすみに飾っている

繋がりばかリ 重なりばかり
許されないとわかっていながらも求めた

通り抜けてゆくあなたのその息吹を
抱きしめながら眠っている
ここは凍るような陰日向だから
すこしでいい ぬくもりが欲しい

目よ覚めないで 夢よ去らないで
わたしの身の置き場を奪わないで

透明なまま見えないままの灯火を
あなただと思えることで
わたしの叶わないこの恋心が
慰められてゆく気がする

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 灯火
公開日 2023/07/28
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 思いは火、触れられぬ温度、亡滅した輪郭、憧れの表現。
brother sistersさんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ