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いつか枯れゆく愛を捧ぐ
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作詞 柚氷飴 |
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眩しさの中 小さく呻いた
最期を拒むのは 肺か 脳か 心か
ああ 曖昧な 虚ろな 空模様
疼く指先で灰色を掻き回した
渇いた頬に 甘い ぬくい 雫を垂らしてくれ
ひとつ息が止まる度 ひとつ花を枯らすんだ
この日に似合う花はどれだろう
むしり取った香りに酔う
もしも ぼくら 違う進化を遂げていたら
君の あい は 途絶えず在ったのかな
手を振って じゃあね 何も見えないけれど
痛む 胸を どうか ひと思いに
まどろみの奥 全てを委ねて
目覚めを拒んでた 今も 明日も 未来も
ああ 不確かな 繊細な 夢現
逸る太陽は君をすくい忘れた
零していった 苦い 憂い 伝い落ちてく場所
ひとつ瞬きする度 ひとつ星が弾けてく
宇宙がひとつ瞬きする間に
いま≠ヘ無かったことになる
もしも ぼくら 違う 進化を遂げていたら
君の 四肢を 捥いで嘆くのかな
嵩張って邪魔な身体はいらないからさ
ここに重く宿る 心が欲しい
さよならの瞬間に
潰れそうな肺の違和感を
ぼくらは熟れた言葉と花で
愛≠ニ 飾って泣いたんだ
ひとつ息が止まる度 ひとつ花を枯らすんだ
この日に似合う花はどれだろう
むしり取った香りに酔う
もしも ぼくら 違う進化を遂げていたら
僕の あい は 君を繋ぎ止められたかな
手を振って じゃあね もう何も見えないや
痛む 胸を 最期の君に捧ぐ
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