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春雷
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作詞 工工声 |
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桜の花が風に抱かれ
ひらりひらりと手を振っている
旅立ちを迎えた朝だと
この心を鳴らした春
3月も終わりに近づき
窓に映る景色は変わる
青空にかかる電線をたどり
通い慣れたこの道振り返れば
桜の花が風に抱かれ
ひらりひらりと手を振っている
旅立ちを迎えた朝だと
この心を鳴らした春
ここから新たな私が
ゆっくり始まるのだと
夜明けを待ちわびた眼差し鋭く
涙枯らして別れを告げた過去
さよなら友よ、笑顔の向こう側
未来は明日じゃなく今日にあると
旅立ちにくれたその言葉が
この心にずっと響いている
桜の花が散る儚さ
鮮やかに咲き誇る凛々しさ
私の心の破片に譬えて
空高く舞い上がれ…
桜の花が風に抱かれ
ひらりひらりと手を振っている
旅立ちを迎えた朝だと
この心を鳴らした春
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