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あわゆき
作詞 工工声
灰色した冬空みあげて
『わたしの心模様みたい』
なんておどけてみせたきみ
不器用にはにかんでいたね

ふたりが繋いだ指先も
なんだか冷たくなってきた
ゆっくりなスピードで伝わる
きみの想いに追いつけないで

想いはずっと…置き去りのまま

まっ白い色の優しい場所や
やわいとこなんか雪みたいだね
愛しすぎたの…、ふたりの思い出は
溶けて消えて流れた なみだ

メリークリスマスを歌ってよ、
さよならの前ならいいでしょう
形を持たない歌声なら
目にみえるきみは残らないから

あすの朝にはなくなっているよ…

ちいさな冷たさもきみらしさだった
ぬくもりなんかを毛嫌うみたいに
次第に離れる指はか弱く
どこか大人びていた

想いはずっと…置き去りのまま
きみは遠くへ旅立つのでしょう
おさない笑顔を街に残して…

まっ白い色の優しい場所や
やわいとこなんか雪みたいだね
愛しすぎたの…、ふたりの思い出は
溶けて消えて流れていく…

頬のよこ伝う透明なしずく
雪よりも熱を持つものだけど
今だけは淡い雪に抱かれて
溶けて消えて流れた ふたり

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル あわゆき
公開日 2014/05/25
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント この日は列島中が大雪に見舞われた、珍しい日でした。
町中の人が空を仰ぎ一喜一憂していました。
質量の話だと、少なければすぐ溶けて、
多ければ災害にもなるほど強大になる、雪。

熱を加える加えないや、消える消えないなど、
人の心と似ていて、一喜一憂、見惚れてしまうのも
わからないでもありません。
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