急いでしまって 未知を外れてしまって 失くしたくないのに、手放してしまった 腐って棄てようと おいてたら誰かが食べてしまって それでも食べられたのが本当は悔しかったんだ 偽らざるものが僕に嘘をついてきて 真実とは何かを語るんだ 僕は耳をふさいだまま そいつの元から離れていった じゃあ、その名前還してよ 未だ煮えきれぬ思い、走り続ける。 このままじゃ僕は僕じゃなく 違う誰か。これが誰かじゃなく誰だ。 僕だ。