殴り書きの覚悟
作詞 e.MORIKAWA
とりたいものもないのに、とらなきゃいけないことばっか
そんな気持ちでとったって、なんの役にも立たちやしないのに
どこかに行こうと思っても、どこにも行けずに
ただ、やる気が出るまで間、僕は"無"を過ごす
動かなきゃ始まんないのに
適当な理由つけてあきらめて
それなのにやっていないことに対して
不安を抱きながら
僕は見ないふりして平気なふりしてる
なんかしたいけどなにもしたくなくて
いまだに始めるきっかけに頼っている
それが僕
だから、書いてみる。書いてやる
書きたいことを書きなぐる。
きっと世界が望むものではないのはわかってる。
それでも、
書いてみる。書いてやる
とりあえず文字に起こしてみて。
できた気になって結局
何もできてなくっても
気にしない。
自分が生きた|痕跡《あかし》を残して……
それができるなら、結構よくない?
やりたいこと見つけ、なんだかんだで始めても
仕様も無い隔たりで、やる気を失う僕は
また一口齧ったものを残す
しょうがない赤ん坊みたいだ
何かを成し遂げたくて
動き出せたって言うのに
遂げず半ばで、立ち去って
それなのに、自分の|実績《せいか》のなさに
絶望感を抱きながら
見ないふりして平気なふりしてる
なんもないけどなんとかしたくて
いまだに未完のものに縋ってばかり
もがき続け、あがき進んで
諦め、へこたれ、苦しみぬいて
それでも、やめることのが辛くて
誰もやらぬことに立ち向かい続け
それが美学だと平気なふりして
それでも立ち向かうきっかけに頼っている
それも僕だから。
とりあえず、書いてみる。書いてやる
書きたいことを書きなぐる。
きっと世界が望むものではないのはわかってる。
それでも、
書いてみる。書いてやる
とりあえず文字に起こしてみて。
できた気になって結局
何もできてなくっても
気にしない。
これは「僕が歩む覚悟」だから……
それができるなら、結構よくない?
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