ふかしタバコ
作詞 のっぴー
君は急に俯いて
黙り込んでるけど
どうしてそんなに泣き顔を隠すの?
いつもの君の笑顔は大好きだけど
君の悲しい顔には目を伏せてしまう。
嗚呼…意地っ張りな
君には解らないだろうけど
僕だって本当は
気持ち押し殺して心で泣いている…
ベランダに出て普段吸わない
タバコふかしてみる。
決まっていつも咽せるけど
それを言い訳にして涙流している。
今夜の星は輝いているけど
今の僕には滲んで見える。
そうさ僕は君みたいに
強くはなれないけど
でも逃げ出すほど弱くもないんだよ。
部屋の隅でうずくまってる
君を見たのはこれで何回目だろう?
嗚呼…こうやって君を
思い出にするのかな?
忘れたくはないから暫く見つめさせて。
僕の目がもしカメラだったら
瞬きする度に君で
フィルムが埋まってくよ。
ただ僕の記憶に
泣いてる君を刻みたくない。
だから泣くのはやめて…
微笑みで満たされたいから。
2人で幾つもの季節を歩んできたね。
そのたび変わる景色は僕達の軌跡だよ。
君が見たあの星と
僕が見たあの星は
今でも繋がっているのかな?
今夜は部屋でタバコふかしてみる。
いつの間にか慣れた煙の匂い。
慣れたはずなのに涙が出てくる。
煙のせいなのか
君がいないせいなのか。
けど今日は言い訳せずに泣けるから
君と過ごしたこの部屋で
温もり確かめながら
タバコ噛み締めている。
いつかまた…
君の隣に座りたい。
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