臆病な雨宿り
作詞 昇陽
光に当てられてようやく雨に気づいた
どうやらそれ程に周りが見えてなかった
疲弊した心の癒しを求めるように
浴槽満タンの風呂に首まで沈めて
理由もないのに強くなりたかった
誰彼構わず吠えてりゃ良いと思ってた
ただずっと僕は現実が怖かったんだ
そこに見えてる全てが信じられない
もういっそ弾丸の雨にでも
撃たれてしまえば楽になれるのかな
虚像を真実の周りに塗りたくって
都合の悪い事象を否定した
いつまで続くのかな臆病な雨宿り
尖り過ぎてた僕は愛に興味がなかった
棘が危なっかしくて抱きしめてもらえないし
でも正直に言えば冷たい雨なんかより
大切な人と笑っていたかった
Where shall I wake up next?
(次は何処で朝日を見るのだろう)
That knife didn't tell me anything
(そのナイフは何も教えちゃくれなかった)
もう一度後悔の雨にでも
打たれてしまえば素直になれるかな
孤独の快楽に酔いしれ距離を置いて
理解を求め過ぎて独りぼっち
いつまで続くのかな臆病な雨宿り
誰も信じなくたって生きていける
でもその人生は楽しいのかな
傘から覗く雲間の太陽に
どうしてこんなに苛立ちを覚えるの
理由もないのに強くなりたかった
誰彼構わず吠えてりゃ良いと思ってた
ただずっと僕は現実が怖かったんだ
そこに見えてる全てが信じられない
もういっそ弾丸の雨にでも
撃たれてしまえば楽になれるのかな
虚像を真実の周りに塗りたくって
都合の悪い事象を否定した
いつまで続くのかな…
もうずっと永遠に嘆いてろ
心に潜んだ臆病な自分よ
痛くて辛いのは生きてる証だろう
悲しい時は頼って良いんだよ
此処らで見切りつけて臆病な雨宿り
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