下ネタ
作詞 ことり
いつか時が過ぎて 君の隣に座って
僕がくだらない 下ネタを言っても
厳しい視線向けて それでも笑って
「バカね」と言える かたちが良いな
日々が忙しなく 明日がまた降ってきて
鳴り止まない機械音と 須くつまらない人生
ボードを打つ手は ハレとケの境を溶かして
動く歩道に乗って 純然な日常をこなすのみ
でも それでも もし光を信じて
暗く長い隧道を 歩くことができるなら
あゝ 貴女を その光と見立てて
細く狭い向こう側を 観る気にもなれるだろう
きっと
胡散臭がられて 「どうしたの」って言われて
それでも伝えたい 理想を 希望を
手をとり口づけ 愛されたくはない
それでも守りたい 笑顔を 未来を
数に限りが あるような人生に
一体どれほど 不幸を知れるかな
ギラギラのパチ台 つまみに手をやって
ヤニに塗れた 空気を胸いっぱい
楽園みたいな 日々ばかり求めて
結局身のこなしは どうしようもないけど
しょうもないからこそ 言える話もある
咲いた花の香は トパーズの色がした
きっと
アホだと思われて 「はしたない」と言われて
それでも言いたい 笑顔と 笑い声に
尽くすさ貴女の 幸せのためには
いつでも抱き締める この日々の 堤防よ
あゝ あゝ 抱かれる夜も
あゝ あゝ 抱く夜も
全ての愛しさに 輝きを そして夢を
きっと
胡散臭がられて 「どうしたの」って言われて
それでも伝えたい 理想を 希望を
手をとり口づけ 愛されたくはない
それでも守りたい 笑顔を 未来を
いつか時が過ぎて 君の隣に座って
僕がくだらない 下ネタを言っても
厳しい視線向けて それでも笑って
「バカね」と言える かたちが良いな
|