君は今なにをして何を見ているのだろう
明けない夜はないと言うけれど
確実に明日を生きられる保証もない

長い長い暗いトンネルの中を歩くように
小さな灯火と共に壁伝いに進んでいく
遠くに見える明かりを見失わないように

どうかお願い
僕を離さないで
必要だと言って
君のものだって口づけて
もう二度と僕を見失わないで
その唇で縛って


君はいつだって優しく微笑む
嬉しい時も悲しい時も
『大丈夫』って言うけれど
平気そうにみえないのは気のせい？

遠い遠い未来で君と僕が笑っていられる様に
小さな傷も一緒に癒していこう
今この一瞬も大事にしていきたいんだ

どうかお願い
目を逸らさないで
不必要だと気づいて
君を苦しめる全てを
もう二度と一人で泣かないで
その唇で誓って


どうかお願い
僕を離さないで
必要だと喚んで
もう二度と僕を見失わないで
その唇で縛って