目薬
作詞 榊原紅葉
「さよならってなに?」 そんなこと言っても 結果が変わらないことなんて わかりきってるのに
真夜中に1人でいるとき 目薬をさしたみたいな涙を ティッシュで拭う 自分に嫌気がさして
知らないふりをしていた あなたが私を見ていないこと 私があなたを見ていられないこと
知っているフリをしていた あなたが私を好きでいること 私があなたを嫌いになれないこと
友達に戻ろうとか そんな簡単なことじゃない 共に歩もうと決めたときから それは過去になったんだから
私はもう あなたが憎い あなたはもう 私を愛していない それ以上の関係が これからの私たちに必要なの? 嫌いじゃないんだったら いったいその気持ちはなんなの?
「ごめんね」ってなに? そんなこと言っても 結局許されないことなんて わかりきってるでしょ
止(と)めてねなんて話を 昔にした記憶あるけど 必死に今願っても 自分へ嫌気がさすし
要らないものを捨てた あなたとの思い出の品も 私1人で思い出しても意味がない
こぼれない涙を呪った あふれるような悲しみにも 慣れるくらいの準備期間があった
恋人をやめようとか そんな単純なことじゃない 共に歩むのをやめたのなら また違う未来を描(えが)かなきゃ
私はもう あなたが憎い あなたはもう 私を愛していない それ以上の関係が これからの私たちに必要なの? 嫌いじゃないんだったら いったいその気持ちはなんなの?
あんなに優しかったあなたも 最後は自分勝手なのね 私を捨てる選択をしたのなら 今見せられる慈悲は 一生私の心に 釣り針みたいに引っかかってしまうって 想像できないのね
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