泡沫の夢に呪われる
作詞 モノ
1.
終わりにしたいのはどうしてだろう
消えたくなるのはどうしてだろう
ふわふわな微睡みで「はいおしまい」に安心してる
きみが隣に居ないからかな
ひとりぼっちがだめなのかな
正解がわからないの
どうしようかな
プカリと浮かんだ水風船
カラフルなラムネ並べて
くすんでしまった日々を歩く
カラカラ
「ご飯だよ」って誰かが言って
粘土細工そっと差し出して
「美味しいよ」って
明るい笑顔見せてくれるの
暗い Cry 夢の中には星も水泡もなくて
寒い寒い寒い
紡ぐのは嗚咽の唄声
見えない見えない言葉になって
聞けない聞けない景色になって
それでもまた
きみが手を引いてくれた
終わりにしたいのはどうしてだろう
消えたくなるのはどうしてだろう
ふわふわな微睡みで「はいおしまい」に安心してる
きみが隣に居ないからかな
ひとりぼっちがだめなのかな
正解がわからないの
どうしようかな
2.
水底沈んで逝ったら
青眼のきみと出逢ったんだ
きみの隣を歩いてみて気がついたんだ
きみと生きたいと思ったんだ
一緒にいたいと願ったんだ
この空っぽな体でも少しは使えるでしょう?
そしたらきみは泣き出したんだ
掠れた声で泣き出したんだ
いつもより優しくきみの名前を呼んでみたらさ
きみはもっと泣き出したんだ
「死んじゃだめ」と泣き出したんだ
臆病な僕には重たすぎる呪いなんだ
砂の冷たさと電子音
味のしない毎分毎秒
わからないけどこれは
きっと優しい呪いなんでしょう?
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