君のことを見てても何もわからない
何もかも見渡せることが出来たら楽なのに

あの日の発言は何を意図していたのか
あの日の瞳はどこに向かっていたのか

寝ている君の姿に寄り添うことで
僕も君に近づけていた気がしたのに

晴れた日に手を繋いで
同じ道を歩いていた気がしたのに

微笑みの中に僕はいたのかい？
「本当に僕でいいの？」あの時に応えたものは正解じゃなかったの？

顕微鏡みたいに君の心を覗きたいよ
これじゃ何もわからないよ

何をすればいいのかわからない
どれも焼け石に水のようでミスを怖がる

あの日の僕たちの最終回はこれなの
あの日の僕たちの笑顔は何だったの

泣いてる君の近くに寄り添うことで
僕も君の断片になれた気がしたのに

真っ直ぐ歩いて来たつもりだった
余所見なんかしてなかった

だからかな？君のことさえも見えてなかったのかな？

微笑みの中に僕はいたのかい？
「本当に僕でいいの？」あの時に応えたものは不正解だったの？

顕微鏡みたいに君の心を覗きたいよ
何もかもが嘘みたいだよ

知ったところで何が変わるでもないけど
傷が深まるだけかもしれないけど

覗かせてくれないか？
あの時の…

待ってくれ

君の答えなんか聞きたくない