上とか下とか右か左か
分からない間違い探し
目が泳ぐまま立ち止まる
睨みつけてたら終わる毎日

檻の中に餌蒔かれて
ニヤついた顔が正しさ
隠したままの爪が
社会人としての呪いだった

いつだって抗っていた
強くはない事わかってたけど
素直に生きなくちゃ
自分が腐っていくのが嫌だった

前にも後ろにも進む道が
いつも見えないから
自分を探す日々を繰り返し
目の前の壁にぶつかっていた

決められたルールすら
信じれない人は嫌われる
ありのままじゃダメなんて
誰にも分からない人生だ

ぐちゃぐちゃになっていく心
それでも目の前にある大事なモノ
大切にして死んでしまうなら
それが自分らしい生命の燃やし方

見返りのない優しさばかり
人に与えて涙を流す日々
もう辞めてやるって叫んでた
それでも続く毎日は何故か愛おしい

誰だって生きる意味を探してた
苦しい現実に嘘を混ぜて笑ってる
今死んでしまっても明日は続くのさ
1が0になる事だけが唯一の重なり