才能?
作詞 たきいち
空っぽのビンが1つ 転がってきて
そいつを見て見ないふりをした僕がいた
衝動買いで買った 3人掛けのソファーも
転がってくのかな
夜桜眺める 瞳の中は
夜桜似合う 君を探している
ここから15分いつもの場所に
流れる川はもう戻ってこない
何年が経っても 桜が散っても
せせらぎが途絶えないように
腕を伸ばす
すきま風 どこから吹くのだろう
たぶん白色のレースカーテンは
日にさらされて 赤くなって
丸まって 顔 隠してるから
雲が1つ流れていって
そいつを眺め続けた僕がいる
降水確率70%の青空も
嬉しいのかな
水平線を指差す 君の指先
まるで未来を 予知してるかのようで
ここからあそこまで何分で
いけるかを考えるのやめた
何億年先に 海が干上がっても
指した先が変わらぬように
腕を伸ばす
すきま風 どこから吹くのだろう
お宝や才能の塊は
散りばめられ 傷が付いて
磨かれて みな 輝いてる
すきま風 努力とはなんですか
傷を増やすものですか
磨くものですか
すきま風 僕はもう言わないよ
風に吹かれるくらいの
夢なんて
ありふれた才能は要らないと
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