錆びれたバス停の看板
右に曲がって
ガラガラのコインランドリーの前をまっすぐ
ハンドルを握る手はなんだか震えている

僕は別に大した人間じゃないし
自分に自信なんてない
普通なら仲良い友達なんかと
この道を一緒に帰るはずなのだけど
もちろんそんな友達居ないわけで

あぁ、そうだった
明日からこの道通行止めだったっけ

もし生まれ変われたとしても
僕は僕のままなんだろう
やっぱりボサボサの髪なびかせて 鼻歌歌いながら
錆びかけの自転車漕いでるのかな 僕らしくていいでしょう

そうそう今夜は雨が降るんだった

もし生まれ変われたとしても
僕は僕のままなんだろう
やっぱり寝る前はアニメを見て 周りの目を気にしながら
セリフまねしたりするのかな 僕らしくていいでしょう


僕らしくていいでしょう