胡瓜とトマト この夏ごと 君のこと嫌いになりたい 切って並べただけの毎日の上で 熱のこもった肌や 意味のあるキスが 馬鹿みたいに美味しいよ 体温や匂い 細い目と優しい腕ごと忘れて ある夏の日に 思い立った様に 私は全部終わらせたい この部屋に今日来れないこと、 素っ気ないメールや会えない日々なんかじゃなくて ただの君が嫌いになりたい 大丈夫だなんて 死んで初めて思ってよ