今日も町をゆく 流れる景色に身を任せ 白い手からの合図で進むのだ 声を頼りに旅をする 見たことのない土地へ ひとつだけの切符持って 人と人の間に赤い 血や糸が巡って 絡まっているのだろう ここではないどこかで 今日も街をゆく 流れる景色に身を任せ 白い手からの合図で進むのだ 声を頼りに帰路につく いつものあの場所は あともう少しかな ビルとビルの間に明かり 不思議と頬が濡れる 始まりはどこか ここではない彼方へ