2.5次元に恋したはずだったのに!
作詞 やぁのん
告白しようと思ったその日
その人は私の親友と幸せそうに手を繋いでた
私の心に冷たい雨が降ったんだ
泣きすぎておかしくなった頭でふらりと立ち寄ったのは小さなライブハウス
ちょうど始まった君のライブは私の心に光を差した
「今日は来てくれてありがとう」
その言葉はここにいる数人に向けた言葉
でも私には私だけに言っているように聞こえた
何回も君の声を聞きに小さなライブハウスに足を運ぶ
気づいてもらえなくていい
わからなくたっていい
ただ君の声が聞きたくて
まるで君は2.5次元
例え気持ちが届かなくても
想いの一方通行でも
会えるのに合えなくても
君の声が聞こえるだけで
君が笑顔をくれるだけで
私は君の心に触れた気がするんだ
ただのバンドの追っかけでいい
ライブ会場の熱気で湯気が出そうで
終わったあとでも気持ちはさめなくて
溢れる想いが止められなくて
溢れる想いは涙になって私の頬を伝っていった
これ以上想ったらダメ
そう気づいた時には駆け出していた
好き≠ニ気づいた時にはもう遅い
私の想いの正体はただ一人の人としての好き≠セった
ただの女の子は小さなライブハウスのバンドマンに恋をしていたんだ
誰もいないはずのライブハウス
「どうしたの?」
って優しい大好きな声がした
振り向くと大好きな君がいた
あぁ!2.5次元に恋したはずだったのに!
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