君に貰った桃色の花びら
作詞 ワタリ鳥
この街にきてもうどれ位経っただろう
君と出会ってどれくらい経っただろう
朝見送ってくれて僕の帰りをそこで待っている
夕日に染まる君は美しくて夜になるとどこか切なくて
そんな君を見ているだけで心が温かくなる
美しくて切なくて儚くて優しくて
夜風に舞う花びらにみとれて
美しくて切なくて儚くて優しくて
僕はそんな君のことが愛おしい
君を見ながらお酒片手に更ける夜もあった
愚痴をこぼしてしまった時も聞いてくれた
雨の日は傘もささずに濡れる君を眺めて
雪の日は何かを待っているように遠くを見つめてた
そんな君を見ているだけでなぜか切なくなる
美しくて切なくて儚くて優しくて
月夜に照らされる君にみとれて
美しくて切なくて儚くて優しくて
僕はそんな君のことが愛おしい
僕と君はもうさよならだねそれでも君は優しく見送って
電車の窓から小さく見えた君に手を振るよ
君の優しいその眼差しに触れて
溢れでる涙を堪えきれない
君に貰った桃色の花びらは君の
別れの言葉なんだろう
涙を拭って笑顔でさよならありがとう「さくら」
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