馴れ初めが浅いほど 赤い炎は赤いままで 写真では笑うあなた 少しだけ目を伏せて あぁ、何が見たい 目の前の人よ 問いかけられたなら 軽く汗ばんだ 薄紅頬(うすべにぼほ)のあなた 見つめるでしょう 言葉が大切なこと 痛いほどわかるけれど 乾いたハンカチからは 水は落ちないのさ あぁ、聞きたいのさ 目の前の人よ あなたの本当の気持ち 嫌なら嫌と 言葉にできるのは 素晴らしいから あぁ、息苦しい 目の前の人よ こんな恋の行方 時間の花は 水をやらなくとも 育ってしまうから