夜想曲
作詞 プララヤ
長命な夜間と短命な昼間に
包み込む空気は歪め切られ
凍り付く大地と枯れ果てた草木と
飢え死にの野獣を砕く豪雨
突き抜ける稲妻へと、吹き付ける強風へと
巻き込まれ、落ちて仕舞う
意識は散り散りに消える
この国を他国と異にする夜長を
好み得ぬ者等の悲観の日々
遊び時を奪う黒雲の夜明けに
沈黙する子等の非情の日々
突き抜ける稲妻へと、吹き付ける強風へと
巻き込まれ、落ちて仕舞う
意識は散り散りに消える
この地が何時からこう成っていたのか
誰にも知る術など無い
繰り返されるのは異国への旅立ち
帰郷の約束を結び得ずに
神々へと祈る、古の者等の
邪悪への怒りを生んだ誤解
突き抜ける稲妻へと、吹き付ける強風へと
巻き込まれ、落ちて仕舞う
意識は散り散りに消える
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