列 車
作詞 ドラ
苛立ちに前ならえ、真っ直ぐ
この線路から落ちないように
ごうごう吹く風は怖いけれど
君の背中を支えてもくれる
8枚切りのスライスな朝
気持ちはオニオン剥いても同じ
何もかもにドレッシングかけて
飲み込んでしまえば何事もない
何事もないからたまらない
それからが欲しいのにそれまで
列車は見たい景色を過ぎて行く
何も見るなと凄い速さで
悲しみに前ならえ、真っ直ぐ
外れた車輪は崖の下
ゆらゆら凪ぐ海の最果ては
誰も知らない言葉で泣いている
茹ですぎた卵みたいだね
破裂したハートが酷く喚く
刻んでサラダに入れるだけの
整えてしまえば何事もない
何事もないからやるせない
これからが欲しいのにこれまで
列車は走る夕闇の奥へと
何も見せずに凄い速さで
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