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作詞 R i t s u
曖昧な言葉が
わからなくしているの
まとまりのない言葉を繋いで
胡乱(うろん)な言葉の羅列に
翻弄されて操られて
今もあなたの歌を聴いている
”君のためだけに歌っているよ”
誰のために歌ってるかなんて
誰にも分からないし分かりたくもない
”きっと君が僕を変えたんだ”
誰があなたを変えたなんて
変わった後のあなたしか知らないのに
便利な言葉が
わからなくしているの
ぱっとしないメロディと共に
はっきりしない言葉の羅列を
通り過ぎて追いかけて
今もあなたの心探ってる
”君のためだけに歌ってるよ”
誰のために歌ってるかなんて
誰にも分からないし分かりたくもない
”きっと君が僕を変えたんだ”
誰があなたを変えたなんて
変わった後のあなたしか知らないのに
”君だけが僕を見つけてくれた”
だなんて本当はありえない
他にも気づいてたけど
ただ言わなかっただけで
きっとあなたのことはみんな知ってた
手をさしのべたのが”君”なだけなんだ
あなたの中の”君”を聞くたびに
心砕かれ笑顔が凍って
あなたが”君”を話す時の笑顔で
敵わないって思い知らされる
どんなに頑張ったって
届かないって分かってるのに
勝てるわけないって分かってるのに
どうしてもどうしても
理解したくない自分がいる
”君のためだけに歌ってるよ”
自分のための歌はないって言ってた
でもきっと誰かのために歌ってる
それが誰なのかはわからないけど
大切な人への声だっていうのは分かる
掠れた声も低い声も
私のものではないけれど
今日も聴いて元気もらって
あなたの声が私を支えてる
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