断罪のサクリファイス
作詞 市台塔花
断罪のサクリファイス遅すぎたんだ
後悔はもう必要ないこの宴に終止符を打て
閉鎖された教室に木霊する
暗闇を切り裂く誰かの悲鳴
恐怖はすぐに狂気へと変貌する
禁じられた舞台に招かれた
愚かな贄達は手足をもがれ
鮮血浴びるよう彩られた
日常、戻らない日への
羨望、振り下ろされた刃は
断罪のサクリファイス過ちは
あの日あの時そこにいたこと
景色は赤にやがて黒に変わっていく
痛み悔やみ支配していた
感情はもう消えていったこの宴に終止符を打て
約束された絆が破け散った
その断片を探しさ迷う骸
踏みつけた臓物を見つめ
不条理と不合理を悟った
祈る暇もなく蹂躙される
魂無数に潜んでいる
殺意、無邪気さと同等の
悪意、復讐の切っ先は
断罪のサクリファイス切り取られた
子供達は何を求める
叫びはすぐに断末魔に変わっていく
愛も哀も意味などない
殺されれば無に還るこの宴に終止符を打て
断罪のサクリファイス流れる血は
咎人達の贖罪の証
懺悔の声は誰に向けた言葉か
断罪のサクリファイス掴んだ希望
放さないで奪わないで
約束された絆集め還る世界
消失、喪失苛まれた友の声が聞こえない
景色は黒にやがて白に変わっていく
痛み悔やみ消えていった感情がまた支配始めた
この宴に終止符を打て
この宴に終止符を打て
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