Terminus
作詞 青山 綾愛
いつのまにか眠って しまっていたみたい
君がかけてくれた 毛布にくるまって
その温もりをずっと 肌で感じていた
ずっと抱きしめられているようだった
私を起こすことなく ずっと待っていたんだね
今日のデートの計画 台無しにしちゃった
ごめんと謝る私を 笑って許してくれる
優しさに胸が痛くなる
ただ好きでいるだけの関係はもう終わって
君に何を与えることができるのだろう
恋という旅を終えて
たどり着いた二人のTerminus
それは楽園と呼べるものじゃなく
穏やかだけど 脆く崩れやすいもの
守られることに慣れて
安心してしまったとき
私は愛想を尽かされるだろう
覚悟ができたら また歩き出せる
君が今までどんな 人生を歩んで
どんな人と出会い 誰と恋をしたのか
過去を通り過ぎて 今の君があるなら
そっと抱きしめて何も聞いたりはしない
思い出に嫉妬して 疑い深くなって
救いようないくらい 溝が生まれるより
些細な喧嘩を 繰り返してみようよ
もっと怒っていいんだよ
私のだらしないとこ 君の細かすぎるとこ
分かりあえないことを 解りあっていこう
恋のように燃えあがらない
温もりの光さすTerminus
それは退屈な場所なわけじゃなく
時を重ねて やっと手に入れたもの
迷わずに愛することは
孤独を受け入れる強さ
これからもずっと二人でいよう
覚悟があるから 瞳を見て誓える
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