Nora
作詞 SWK48
あれはそう10月のおわり
秋桜の色はなぜか寂しい
君の気まぐれな優しさに
心踊らせていた
ここでずっと君を待った
ここでずっと君を待っていた
いつかくれたマフラーにくるまり
ずっと君を待っていた
くたびれて眠りそうになった頃
君が 見知らぬ人とやって来た
濡れた瞳に映ったのは
君の 見たことのない笑顔だった
気持ちを見透かすかのように
僕の頭を撫でて笑う
出会った日と同じように
最後までズルい奴だった
君と出逢えたこの街を
さよならも言えずに飛び出した
そう ね この世界は時に残酷で
与えるだけの愛に疲れそう
冬が近づくたび今も苦しい
別の誰かを求めて暮らす
君はもう忘れただろう
あの日優しくした僕のことを
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