瞬間
作詞 雨良
繰り返す終わらない毎日に
聞こえてくる退屈な文字列
窓から見た景色はぼやけていて
ああ、狭いななんて感じていた
自分の代わりなんてどこにでもいると
低レベルの嘘 鵜呑みにしていた
知ってたどんなつらいことがあっても
こんなことしちゃいけないと・・・
ここから落ちたらどうなるだろって
想像して足がすくむ
覚悟してたのにな
隠れている視線が怖くて
ちゃんと息ができなくなった
誰かに助けなんて求めない
ああ、それは自分の強がりかな
見上げた空果てしなく広がっていて
なんか挑発されたみたいだ
ちょっと上から見た世界はカラフルで
こんなところに行きたかった
だからもう終わりにしていいんだなって
独り納得した瞬間
なんか冷たかった
突然聞こえてきた声
「まだ終わりじゃない」って
他人事みたいにはにかんでさ
でも、すこしわかったかも
この世界もまだ捨てたもんじゃないと
そう今更気づいたんだ
まだ終わってないから柵の向こう
違ってたさっきの自分に
バイバイ
さあまた始めよう
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