ふと目を開けて　とびこんできた
景色はなつかしい色
君のほほえみ　尽きることない
うすくれないのおとぎの国

照りつける日差し　反比例するような
こころはいつも　冷たい水の中
スローモーション　走り続ける僕

左のうででぼんやり感じる
揺れる前髪の　
俯いたときだけ　
あの日の君によく似ている
彼女はだれだろう

ふと見渡して　とびこんできた
君だけなつかしい色
向かうほほえみ　知らない誰か
わかってたけど苦しいよ

君が目を上げる時　おもわず顔をそむけた
今の僕を見ないで　間違ってる
気付くはずもないのに　汗だくになる

人混みに君が　見えなくなるまで
こころで小さく　さよならしてみた

突然僕を襲う　数え切れない後悔
のしかかる重さを　
手を握る力に変えてみよう

ふと目を開けて　とびこんできた
世界は味気ない色
君のほほえみ　みたことあるよ
もうぬくもりだけ信じて

もう歩いていける　うすくれないの君と