誰にあうわけでもなく 乗り込んだ夢のなか しずかに揺れる連結部 かすむ窓 そっと触れてみて しだいに動き出す君と すこしは近づけるかな? すてきな話で終わるなら 波にさらわれていたいから 流れていく光のライン 止まってみえるくらい 日々はすぎて行く 探す何かを 見失わないように 行こう! 水面はかすかにゆれていた 輝く電工掲示板に 暴かれた嘘たちはいま 行き場をなくして… すれ違うバスのはざまで 僕らはまた出会うだろう やたら騒がしい日曜日に 右手を降って 夢を見る…